ニュースキャスターの安藤優子さん(58)が、不倫疑惑が報じられている女優の斉藤由貴さん(50)を擁護するようなコメントを口にした。
一方で、安藤さん自身かつて週刊誌などにスキャンダルを書きたてられた過去もあり、これらの発言に皮肉な見方をする向きもある。
安藤さんコメントに「説得力がない」理由
安藤さんは2017年9月5日放送の情報番組「バイキング」と「直撃LIVE グッディ!」(いずれもフジテレビ系)のつなぎの時間に、「バイキング」MCの坂上忍さん(50)と斉藤さんの不倫疑惑について意見を交わした。
テレビ・週刊誌で大きく扱われるなど、厳しい立場に立たされている斉藤さんだが、安藤さんは、「大人の恋っていうのは許されないんですかね?」と疑問を投げかける。斉藤さんの女優という職業を考慮し、
「あえてその奔放さを売りにする方とか、そういう人がいても良いと思うんですけど、ダメですかね?」
とコメントした。
しかし安藤さんのこの発言は、好意的には受け止められなかったようだ。ツイッターなどネット上では
「説得力がないんだよなあ」
「自分を重ねるなよwww」
「庇いたいのはわかりますよw自分も似たようなことやってたもんね?」
といった厳しい声が多数を占めた。というのも安藤さん自身、過去の2度の結婚について、ともに交際当時相手が既婚者だったとされ、スキャンダルとして報じられた経験があるためだ。
山尾志桜里と今井絵理子の違いは?
これまでにも芸能人から政治家まで多数の不倫疑惑報道を扱ってきた同番組では、それらを糾弾することもしばしばだったが、今回は擁護するようなコメントをしたために、
「安藤優子、あんたのモノサシ大丈夫か?今井はダメでベッキーもダメで斉藤はOKなのか?上原は?で自分の過去は?」
「安藤優子は二度も略奪婚しておいて、今井絵理子をコテンパンに叩いてた。明日、山尾さんを叩くかどうか見もの」
と扱いの違いを指摘するツイートもみられた。
その民進党・山尾志桜里元政調会長(43)をめぐっては、7日発売の「週刊文春」で不倫疑惑が掲載されるとの報道がある。これが原因となり、一度内定した民進党幹事長の座が撤回されたとの話もある。6日放送の同番組でも扱われたが、安藤さんが不倫について厳しく批判することはなかった。スタジオ出演者が、今年7月に不倫疑惑報道があった自民党の今井絵理子参院議員の時と同じような「がっかり感」があるとを口にすると、
「議員としての積み重ねとか実績は、今井さんと比べたらちょっと悪いんじゃないですか」
と擁護する場面すらあった。