「2段階認証」を推奨
運営会社のGoogleに真菜さんが問い合わせたところ、4日朝に返信があり、幸いにもメールはすべて復元することができたという。ひとまずは一件落着となったが、原因は謎のままだ。真菜さんによれば、「夢遊病」や「猫」の仕業を疑う声さえあったとか。
今回のトラブルについてJ-CASTニュースは4日、Googleに取材依頼を行ったものの、5日夕時点で返答はなかった。とはいえ、Gmailを含むGoogleアカウントを「乗っ取り」される事例自体は、そう珍しいものではない。2017年5月には英語圏を中心に、フィッシングメールを使ってGmailへのアクセス権を奪う、という手口が横行、Googleが注意を呼びかけるとともに対策に動く、という騒動があった。Google自身、サイト上で以下のように述べている。
「あなたが考えている以上にパスワードを盗むことは簡単です」
対策としてGoogleは「2段階認証」を推奨している。パソコンとスマートフォンなど、2つの端末をログインの際に使うというものだ。上記の真菜さんも、今回の件を受けてさっそく導入したとツイートしている。