有吉、コミケルールを焼肉屋マナーで解説 「もう有名人は参加しない方がいい」

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   お笑い芸人の有吉弘行さん(43)が、コミックマーケット(コミケ)には「もう有名人は参加しない方がいい」と意見を述べた。そのうえで、コミケでは当たり前とされるルールやマナーがいかに異質かを、焼肉屋を例に挙げて説明した。

   コミケをめぐっては、来冬開催の「コミックマーケット93」への参加を表明した女優の真木よう子さんが炎上騒ぎとなっており、有吉さんは「かわいそうに」と同情した。

  • コミケ経験者の有吉弘行さん(2015年2月撮影)
    コミケ経験者の有吉弘行さん(2015年2月撮影)
  • コミケ経験者の有吉弘行さん(2015年2月撮影)

コミケ常連「こっちの領域に入って欲しくない...」

   有吉さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)2017年9月3日放送回には、アシスタントとして後輩芸人のお笑いコンビ「トップリード」の和賀勇介さん(36)とお笑いコンビ「やさしい雨」の松崎克俊さん(34)が登場した。いわゆる「オタク」でコミケにも詳しい二人とともに、トークを繰り広げた。

   二人を真木さんの批判者と仮定した有吉さんは、参加を断念させたことについて、

「大勝利っていう感じなの?お前らは。そうだろ、どうせ。よかったね。自分が気に入らない人がこうやって不参加になって、炎上して。謝罪まで追い込んで、良かったな。大勝利だな」

と糾弾した。

   「僕らの意図じゃない」と二人が否定するなか、有吉さんは続けて、

「だからもう有名人は参加しない方がいいよ、もう。本当に。こんな風にされるから、かわいそうに。そうしないのが一番だよ。だって気に入らないんだもんな、お前らは」

とコメント。コミケという聖域を侵さない方が吉であり、その方がお互いのためにも良いとし、「参加しないのが一番」と持論を展開した。

   これには松崎さんも、

「そうですね。なるべく、こっちの領域に入って欲しくないっていうか」

と本音を漏らす。すると有吉さんは「その代わり、そこ以外の領域入ってくんなよ」と交換条件を提示し、この約束を守れない場合は謝罪まで追い込むとすごんだ。

「認識が甘い」から領域内に入っちゃダメ!

   有吉さんは「領域」の例として焼肉屋を挙げ、もしも松崎さんが入ってきた場合、土下座して謝罪させると主張。「やめて、入らせて」と懇願する松崎さんに対して、ダメだと断固拒否の姿勢を見せ、「認識が甘い」と一喝した。真木さんが批判された際に用いられた常套句だ。

   さらに領域内に入る方法として、メニューや値段、食べ方など事前に全て調べてくることを提示する。そうした当たり前の「認識」を知らなくては、「空気が乱れる」という。その後も有吉さんは、コミケでは当たり前とされている事柄を例に挙げて、コミケのルールやマナーの異質さを暗に示した。

「ほら、店員さん困ってるよ。モジモジ、モジモジ注文しねぇから列乱れる~」
「店員さんが時間取られてかわいそう。メニュー決まったら、手を挙げて並んでろ」
「来る時は絶対に迷惑だから、500円玉ばっかりで来いよ」

   これを聞いた和賀さんと松崎さんは有吉さんの認識に感心し、「来ていただいて大丈夫です」と太鼓判を押すが、

「『有吉さんは』ってなんだよ。みんな許してやってくれよ。そんな厳しいこと言わないでくれよ」

と対応の違いに不平を言う。松崎さんが「誰でも来てもいいんですよ」と呼びかけると、有吉さんは「真木よう子さん、また元気出してやってください」とエールを送った。

   有吉さんは2015年8月に「コミックマーケット88」(コミケ)に参加した経験もあるため、「有吉さんコミケ行ったことあるもんな...さすが」と納得するツイートもみられる。

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