2017年8月31日発売の「週刊新潮」(9月7日号)で、東京への公務出張中に派遣型風俗店のサービスを利用したと報じられた奈良県天理市の並河健市長が2017年8月31日、市役所での定例会見後に報道陣の取材に応じ、記事の内容をおおむね認めて「不適切で道徳的責任がある」と謝罪した。
並河市長は「自分を律するたがが上京時のすき間の時間に緩んでしまったということについては、痛切に反省しております」とも述べた。
週刊新潮の記事によると、並河市長は2017年2月と6月の2度、公務で東京へ出張した際、都内の同じホテルに泊まり、派遣型風俗店の女性を呼んで、性的なサービスを受けたという。
並河市長は、大阪府箕面市の出身。東大法学部を卒業し、外務省の職員を経て、電通に勤めた後、13年の市長選に無所属で立候補して初当選した。17年9月24日に告示される同市長選への立候補を表明している。