サッカーワールドカップ(W杯)出場を決めた、アジア最終予選・オーストラリア戦。FWの浅野拓磨選手(22)が先制点を入れると、ツイッターでは彼のニックネーム「ジャガー」がトレンド入りした。
その一方で、サッカーに詳しくないユーザーからは、トレンド欄の「ジャガー」を見て、別の人を思い出す声が続出していた。
「シュート蹴るジャガーさん」「こものフレンズ」
2017年8月31日に行われたオーストラリア戦。浅野選手が前半41分、先制点を決めると、ツイッターには「ジャガー」をたたえる投稿が増えた。このニックネームは足の速さから名づけられたとされ、両手で「ガオー」と叫ぶような「ジャガーポーズ」がパフォーマンスとして定着している。
しかし、「ジャガー=浅野」と結びつかないユーザーの中には、他の「ジャガー」を連想する人が続出した。たとえば、千葉県を中心に活動する、ロックミュージシャンの「JAGUAR」さん。地元チバテレ(千葉テレビ)だけでなく、近年では「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)などに引っ張りだこだ。彼を思い浮かべた人からは、
「千葉県のジャガーさんかと思った」
「みんながジャガージャガー言ってるからジャガーさんに何かあったのかと焦った」
「トレンドに『ジャガー』とあったので一瞬ジャガーさんに何かあったのかとびっくりしたじゃないか」
「ジャガーってトレンドあがってて『だまってジャガーについて来い』のジャガーさんって思った俺は負け組」
といった反応が出ている。
話題のアニメ「けものフレンズ」(テレビ東京系)のファンも、トレンドに反応した。同作には動物のジャガーのキャラクターが登場していて、「ジャガーさん」の愛称で呼ばれている。けもフレファンからは、浅野選手が三重県菰野(こもの)町出身ということで、「こものフレンズ」なるツイートもあった。
うすた京介さんのマンガ「ピューと吹く!ジャガー」の主人公、ジャガージュン市(こちらも愛称は「ジャガーさん」)を思い浮かべる人も、「シュート蹴るジャガーさん」「ピューっとキメるジャガーさん」「ピューっと笛吹かれてないジャガーさん」などと大盛り上がり。「ジャガー横田も喜んでるに違いない」などと、プロレスラーのジャガー横田さん(56)について言及するユーザーも一定数いた。