食べカス取って歯周病予防 最後に飲み込んでもOKな「毒出しうがい」とは

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【この差って何ですか?】(TBS系)2017年8月29日放送
「歯周病になりやすい人となりにくい人の差」

   厚生労働省の発表によると、30代以上の日本人の8割が歯周病を患っている。口内だけに問題が起きると思いきや、実は心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる病気も引き起こしかねない怖い病だ。

   正しい歯みがきと、効果的なうがいの方法を知れば、しっかりと予防できる。

歯ブラシだけでは汚れが6割しか取れない

   歯周病の原因となるのは食べカスだ。カスに集まった細菌が骨や歯ぐきを破壊し、歯みがきでの出血や寝起きの口内のネバネバ、歯が長く見えるなどの症状が出る。

   さらに細菌は口内の傷口から血管に入り込んで全身に広がり、血管の壁を腫らして血流を止める。その結果、心筋梗塞や脳梗塞となってしまうおそれがある。

   歯周病になりやすい要因は3つある。

(1) 加齢
歳を取るとどうしても抵抗力が下がるため、年齢とともにリスクが上がる。

(2) 喫煙
タバコの成分が血流を悪くし、歯周病の細菌から体を守る力が下がる。

(3) 歯みがき・うがいが下手
歯周病ケアで重要なのは「歯と歯ぐきの境目」だ。歯ブラシでみがくだけでは汚れは6割しか取れないので、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯間まできれいにするとよい。

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