ブレーキ踏みかえ回数の「差」がスゴいことに!
今回の検証では、ノートe-POWERと同クラスの一般的なガソリン車の2台を使用。平日の昼間に東京都内の全く同じルートを走行し、ブレーキの踏みかえ回数にどれほどの「差」が出るかを確かめた。
検証で走ったルート。オフィスのある麹町を出発点に、新宿駅前を経由して市ヶ谷駅まで戻ってきた(C)Google、ZENRIN
運転手を務めたのはJ-CAST若手社員のT(24)。ノートe-POWERを運転するのは、今回が初めてだという。なお、検証にあたっては、「いつも通り」の運転を心がけて貰うように依頼した。
さっそく、動画を見ていこう。まずは、一般的なガソリン車で走行したパターンだ。
見ての通り、約32分20秒の走行中、ブレーキに足がかかった回数は「51」回。使用ペースはおよそ38秒に1度。念のため、走行時の「停車回数」(赤信号や交差点などで車が完全に停止した回数)と「停車時間」をカウントしたが、その結果は停車回数が32回、停車時間は15分32秒だった。
平日の昼間とはいえ、走行した新宿周辺は人や車の交通量も多く、運転手を務めたTは「けっこう疲れましたね...」と走行後に漏らしていた。
では、ノートe-POWERの場合はどうだろうか。先ほどと全く同じルートを走行した結果が、次の動画だ。
検証を行った編集部員も驚く結果になった。約31分50秒の走行で、ブレーキに足がかかった回数はたった「6」回。一般的なガソリン車に比べ、10分の1近くまで踏みかえ回数が激減したのだ。
なお、停車回数は26回、停車時間は15分11秒。どちらもガソリン車の検証時と比べて微減していたとはいえ、それ以上にブレーキの使用頻度が減ったのは明らかだ。