クラウドファンディングサイトを運営する「CAMPFIRE」は2017年8月30日、自社サイトに「一部報道につきまして」と題した文章を掲載し、CAMPFIRE上のある「プロジェクト」についての見解を発表した。
同社は具体的な名前を挙げていないが、女優・真木よう子さん(34)のコミケ出展をめぐる炎上騒動に関連すると見られる。
ツイッターで「????騙された????」
真木さんは2017年8月25日、「CAMPFIRE」でフォトマガジン出版の経費を募るプロジェクトを立ち上げ、「コミックマーケット93」(コミケ)で販売する計画を明かした。プロジェクトは800万円の目標金額に対し、28日時点で640万円を集めるなど多くの支持者を獲得した。しかし、発表直後から批判が相次ぐなど炎上状態となり、28日にコミケへの参加を断念する旨を報告、騒動を謝罪した。
さらに28日、真木さんの公式ツイッターのアカウント名が「????騙された????」に変更され、「鍵」のかかった非公開設定となった。また翌29日にはツイッターアカウントが突如削除された。こうした事態もあってネット上ではその後も、真木さんの真意や企画の経緯などをめぐってさまざまな憶測が飛び交う事態に。
こうした動きを踏まえ、個人投資家の山本一郎さんが30日未明、Yahoo!個人に公開した記事で、CAMPFIREなどの名前を挙げた上で騒動の背景について言及し、注目を集めていた。
CAMPFIRE「一部報道につきまして」
そんななか、同プロジェクトのプラットフォームであるCAMPFIREは同日、公式サイトに「一部報道につきまして」というお知らせを投稿した。どのプロジェクトについての言及かは不明だが、同プラットフォームに掲載されているプロジェクトについて、
「目標金額をこちらから無理に設定させていただくようなことは一切ございません」
と見解を示した。
「プラットフォームとして今回のプロジェクトへのご提案やサポートが行き届いていたかを省みますと反省点も多くございます」
ともコメントしている。
J-CASTニュースは同日CAMPFIREに事実関係を質問したが、20時までに回答は得られなかった。