予備校関係者「正直かなり厳しい」
そもそも、なぜ入澤さんは医学部に入学したいのか。本人はその理由を、ウェブメディア「モデルプレス」のインタビュー記事(5月10日配信)の中で明かしている。
記事の中で、入澤さんは「医学部は研究ではなく、有名になるために行きます」と断言。その上で、
「名刺が欲しくて大企業に入る人がいるように、聖マリアンナ医科大学に行ってる入澤優という肩書がほしいから、医学部に行きたいんです。そのためならどんな勉強だっていとわないです」
と語っている。
そんな入澤さんが明かした模試の結果について、ツイッターやネット掲示板では「真面目に勉強しているとは思えない」「このレベルから医学部とか無理ゲー」などと呆れる声が相次いでいる。
実際、医学部受験に詳しい都内の予備校関係者は8月30日のJ-CASTニュースの取材に対し、「一つの模試の結果だけでは断言はできませんが」と前置きした上で、
「受験科目から見て、私大の医学部を目指しているようですが、正直かなり厳しいですね。ワンチャンあるかないか、といったところでしょう。これから相当努力する必要があります」
と話す。
この関係者によれば、私大医学部の合格にはセンター試験で8~9割程度の得点が求められるという。そのため、今回の入澤さんの結果については「予備校によっては、医学部受験を諦めさせ、歯学部や薬学部を受けるように勧めるところもあると思います」としていた。