ミサイルで「日韓併合」の恨み晴らす 金正恩が「8月29日」選んだ理由

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2015年には103年ぶりに「平壌時間」

   北朝鮮では、戦後70年にあたる2015年にも、日本の植民地統治を理由に政策が変更された経緯がある。朝鮮半島では、1908年に当時の大韓帝国が、世界標準時(GMT)から8.5時間進んだ標準時を導入。日韓併合後の12年1月1日に日本と同じ標準時(GMT+9時間)に変更された。それから103年後の2015年8月7日、北朝鮮の最高人民会議常任委員会は国営メディアを通じて、

「邪悪な日本帝国主義者は、五千年の長い歴史と文化を誇っていた三千里領土を無惨に踏みにじり、前代未聞の朝鮮民族抹殺政策に没頭し、朝鮮の標準時間まで奪う永遠に許すことのできない犯罪行為を敢行した」

として、

「祖国解放70周年を迎え、朝鮮の軍隊と人民の頑固不変の信念と意志を反映」

するために「平壌時間」を導入すると発表。現在は韓国と日本の時差はなく、南北朝鮮で30分の時差がある状態が続いている。

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