梶原拓・前岐阜県知事が死去 地方分権の推進に尽力

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   岐阜県の前知事だった梶原拓(かじわら・たく)さんが2017年8月29日、肺炎のため死去した。83歳だった。各メディアが30日、報じた。

   梶原さんは岐阜県出身で、京都大学を卒業後、旧建設省(現国土交通省)に入省。1989年の知事選で初当選し、4期16年務めた。東海北陸自動車道など高速道路の整備を進め、2003年には全国知事会長に就任し、「闘う知事会」を旗印に地方分権の推進に尽力した。

   知事引退後の06年、岐阜県庁で総額17億円にのぼる裏金問題が発覚。梶原さんは在職中の責任を問われ、それ以降は公職から離れていた。

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