ロベルト・カルロスと交換しても「ロッカールームに置いてきた」
前園さんは、以前もユニフォーム交換におけるニオイ問題に言及していた。2015年4月26日放送の同じ「ワイドナショー」で、「僕はユニフォーム交換するんですけど、そのままロッカールームに置いてきちゃうんで。やっぱり汗かいてますし」と暴露。さらに、「マイアミの奇跡」と呼ばれて語り継がれている1998年アトランタ五輪でのブラジル戦勝利後も、前園さんは主力選手のロベルト・カルロスと交換したものの「捨ててはいないですがロッカールームに置いておいたんですよ。びちょびちょだったので、ニオイもすごくて。90分間走ってるんで」と明かし、スタジオをあ然とさせていた。
なお、ユニフォーム交換は前園さんが言うようにフェアプレー精神をあらわしたり、お互いの健闘を称え合ったりする行為としてなされる場合が多いが、起源ははっきりしていない。名選手と「憧れ」の気持ちも込めて交換するケースもある。鹿島アントラーズの鈴木優磨選手は16年12月のクラブワールドカップ決勝で、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド選手と交換。試合には敗れたが、同月19日のスポーツニッポンによると「夢のようだった」と振り返っていた。