タバコ吸わない社員に「有休」増やす ユニーク制度企業に効果を聞いてみると...

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制度の告知後、禁煙した社員がいる

   インターネット掲示板では同制度に賛否両論あり、「面白いアイディアだな。こういう企業があっても別に良いと思う」「タバコ休憩ぐらいで...」と割れている。

   また、「斜め上の対応だな 勤務時間全禁煙にすればいいだけなのに」など、制度内容への反対論も示されていた。こうした疑問を担当者に尋ねると、こう答えていた。

「喫煙者に吸わせないというマイナスを強要するより、非喫煙者に何らかのプラスを与えるほうが『吸わないメリット』を考えやすいだろうという考えからです。実際、この制度を告知してから禁煙を決めた従業員もいます。健康面、金銭面に加え、有休を得られるとあって『吸わないほうが得だろう』と思ったようです」

   ネット上でも「『勤務中のタバコ休憩がずるいから、勤務中は禁煙にするべき』みたいな意見があるけど、非喫煙者も同じ分だけ休憩をとれるように訴えたほうが健全じゃね?」との意見も散見される。

   同社は喫煙者が多く「上級社員の7割ほど」が吸っているという。反発も一定数あったようで、全面禁煙という方法をとらなかったのは上記の理由に加え、「さすがに酷だろう」という考えもあったようだ。それでも担当者は「タバコを吸わないことのメリットを考えるきっかけになればと思っています」と話していた。

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