「ネット募金」受付トラブルの影響?
いったいなぜ、今年は中間発表時点での募金総額が大幅に減ったのか。その理由として考えられているのが、インターネット上での募金受付がシステム障害により一時中断していたことだ。
ネット上での募金受付停止は、27日の朝10時40分頃に番組の中でアナウンスされた。その後、システムの復旧が告知されたのは同日13時30分過ぎで、およそ3時間にわたって受付が停止していたことになる。
ただ、復旧後もサイトにアクセスし辛い状態は続いていたようで、ネット上には「まだ繋がらない」といった報告も複数件出ていた。こうした状況から、ツイッターやネット掲示板では、今回の募金額について、
「募金額(中間発表)がいつもより少ないのはネット障害があったから?」
「ネット募金障害もあったからなぁ。多分、上手く集計出来てない」
「視聴率がこれだけ良かったのにって思うと、あのネット募金のトラブルかなり影響してるんじゃ...」
などと推測する意見が相次いでいる。
ただ一方で、システム障害だけでは募金額の減少は説明できないとして、「単純に飽きられたんじゃないかね」「テレビ離れがよく出た数字だな」といった声も出ていた。
なお、「24時間テレビ」が集めた募金の総額は例年10月中旬ごろ、公益社団法人「24時間テレビチャリティー委員会」の公式サイト上で発表される。ちなみに歴代最低の募金総額は1982年(第5回)の約6億573万円。昨16年は約8億8748万円だった。