橋本神戸市議、辞職の意向示す 政務活動費の不正疑惑

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   印刷物の架空発注疑惑が指摘されていた自民党の橋本健神戸市議(37)が、2017年8月28日、辞職の意向を示した。自身の所属する自民党議員団を通じてコメントを発表した。29日にも辞職届を提出するという。

   橋本氏はコメントの中で、

「議会の混乱を招いたり、市民の皆様にご迷惑をおかけするべきではないと、三日間熟慮を重ねた結果、この際、自ら議員の職を辞したいと考えるに至りました」

と述べた。疑惑を持たれていた印刷費についても返金するという。

   橋本氏には23日発売の「週刊新潮」(8月31日拡大号)で政務活動費をめぐって印刷業者に不正発注をしたとの疑惑が浮上。23日の会見では架空発注を否定していたが、24日には印刷業者に口裏合わせを要求したともとれる内容のメールが公開され、25日には「精査する時間をいただきたい」との声明を発表していた。

   橋本氏をめぐっては、7月に元SPEEDの今井絵理子参院議員(33)との不倫疑惑が週刊新潮で報じられていた。

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