「軽い気持ちで参加を希望してしまったを深く謝罪を申し上げます。誠に誠に申し訳有りませんでした」(原文ママ)――。
女優の真木よう子さん(34)は2017年8月27日、自身のフェイスブックで、同人誌即売会「コミックマーケット93」(コミケ)への参加をめぐる騒動を謝罪した。
経費をクラウドファンディングで募る
真木さんは8月25日、突如「より皆様とお近づきになりたく、この様な企画を思いつきました」として、あるプロジェクトを立ち上げた。
それは、12月29日~31日に開催される「コミケ」に出展し、自身の「フォトマガジン」や「撮り下ろしカレンダー」などを発売するというもの。紙面は、ファンからの要望を基に決定し、「皆様と一緒に作り上げていく」としている。
経費は、クラウドファンディングサイト「campfire(キャンプファイアー)」で募った。800万円の目標金額に対し28日時点で540万円を集めるなど、賛同者を多く獲得。ツイッターでは、
「微々たる額ですが、応援します!!」
「私達も本作りに参加できる企画うれしいです」
と共感の声が少なくなかった。
一方で、批判も多数寄せられるなど、いわゆる「炎上」状態になっている。
一切勉強をせず安易な気持ちで...
「マンガ・アニメ・ゲームその他周辺ジャンルの自費出版(同人誌)の展示即売会」――コミケはこう定義される。それに照らし合わせると、真木さんのプロジェクトは相応しくない、といった指摘が中心だ。
「なぜコミックマーケットでやる必要があるのでしょうか?」
「自分の懐を傷めずに出展しようとする姿勢が、もう違うんだよ」
そうした意見を受け、真木さんは27日に前述のように謝罪。出展を断念したことも報告した。
謝罪の中では、コミケ出展の経緯を以下のように説明。
「8月12日の夏のコミケに行って会場を見ただけで、コミックマーケットの昔からのルールや、マナー等、一切勉強をせず安易な気持ちで応募してしまいました」
「ファンイベントか、別の場所で出来ないのですか?」との指摘については、
「女優という職業は、事務所の方針もあり、ファンクラブを自ら作る事は出来ず、故にファンイベントの様な催しは出来ないのでした」
と釈明している。