ツイッター上で、とある島の海辺の写真に「綺麗すぎる」などの声が多く寄せられている。
ツイッターには、「『船が宙に浮かんで見える海』で有名な高知県・柏島へ。 美しすぎる絶景に感動... 国内とは思えない幻想的な場所だった。」というツイートとともに、4枚の写真が投稿されている。漁船が岸辺にくくりつけられ停泊している様子、水色に透き通った海で泳ぐ人の姿、砂浜で多くの人々が海水浴をしている姿、小型船が橋に向かって走行している様子をそれぞれ捉えたものだ。
J-CASTニュース編集部は2017年8月23日、投稿・撮影した岡田拓也さんにDMを通して取材した。
「ここまで透明度が高いとは」
今回のツイートは、8月21日21時半頃に投稿された。8月23日18時時点で、4万7975リツイート、15万5791の「いいね」がついている。
柏島は、高知県幡多(はた)郡大月町の南西に位置する島。海水が透き通るほどの綺麗な海として有名だ。
撮影したのは、8月18日14時頃。正確な場所はわからないが、
「撮り歩いてた途中の景色なので詳しい住所がわからないのですが大きな橋の下の海水浴場付近」だという。
柏島には初めて訪れたという。
岡田拓也さんは普段は関西在住。職業は企業のPR動画制作や自治体のパンフレットなどの撮影を行う写真家・映像作家。
現地の地理は把握していなかったが、現地の方の話を聞きながら撮影地まで辿り着いたとのことだ。
実際に行った感想として、
「国内でここまで透明度の高いビーチに出会えたことに感動しました」
と述べた。
海外の海と比べどう感じたか、と聞くと
「海外の海はハワイやグアムなど観光地の海へ訪れたことがあります。もちろん綺麗でしたがそれを見た上で柏島の透明度の高さと美しさには感動しました」
という。
同島に行った理由については、
「8月中旬に写真家の仲間6人でハイエース一台テント一つで3泊4日の四国一周旅行を決行しました。柏島のことは以前から認知しており、一度訪れてみたいと思っていましたので高知県編の行き先をそこに決定しました」
と経緯を語った。
「あまりの美しさに圧倒された」
今回撮ろうと思った理由は、
「あまりの美しさに圧倒され撮影欲が刺激されたからです」
と話した。
撮影で工夫した点について聞くと、
「撮影時には超広角ズームレンズを使用し風景が魅力的に映えるように構図を決定しシャッターを切りました。撮影後にはRAW現像を行い写真の色が綺麗に見えるよう丁寧に調節して仕上げました」
と話した。
爽やかで風通しの良い雰囲気をベースに、情緒や儚さなどを感じる写真を撮ることが好きだという。
今回の写真はデジタル一眼レフで撮影したが、普段はフィルム一眼レフを使用することが多いという。シーンにより使い分けており、フィルムカメラの愛用は「Pentax67」という中判カメラ。
フィルムならではの色味や質感がとても気に入っているとのことだ。作品はInstagramにも掲載している。
今回の反響については、
「反響に関しては自分が綺麗だと思った景色を自分の写真を通してこれだけたくさんの方に見てもらえるのが嬉しいです」
と驚きを隠せない様子だ。
ネット上では、今回のツイートに対し
「行きたい」
「青色好きすぎます」
「とても綺麗な蒼ですね」
などの声が多くあがっている。