たかがゲームと笑ってはいけない。プレイヤーにとっては「阿鼻叫喚」の騒ぎだ。
2017年8月25日正午過ぎから、日本各地で大規模なインターネットの通信障害が発生した。ネット証券やネット銀行などでも不具合が生じるなどトラブルは交通インフラ、金融などにも及んだ。
Nintendo Switchなどつながらず
通信障害はオンラインゲーム利用者にも大きな影響を及ぼし、トラブル発生直後から
「Wi-Fi繋がってるのにゲーム全然繋がらないんだけどw」
「オンラインゲームほぼほぼ繋がらない」
「昼休みにゲームできないとか死活問題←」
といったツイートが相次ぐこととなった。
任天堂の公式サイトでは、「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」「ニンテンドー3DS」「Wii U」でネットワーク障害が発生、「広範囲にネットワーク障害が発生し、弊社サービスへも接続しにくい状態が続いております」との表示がされていたが、18時には「正常稼働中」に回復した。実際、通信障害発生時には「スプラトゥーン」や「ドラゴンクエスト」、「モンスターハンター」などの人気ゲームにつながらないとのツイートが多数投稿されていた。トラブルの落ち着きに伴い、徐々に「復活した」という報告が増え始めている。
「白猫テニス」はイベント見送り
その他のゲーム会社でもネットワーク障害によるアクセスしづらい状況が続き、LINEゲームや「パズドラ」、「ガルパ」といったスマホゲームにも影響が出た。ゲームのツイッター公式アカウントを通じて、全国的に通信障害が発生していることを説明し、時間をおいてから再度試すよう促す呼びかけもされた。
通信障害に伴い、スマートフォン向け対戦テニスゲームの「白猫テニス」は、同日16時から開催を予定していた「1周年記念杯決勝戦」の開催を見送り、スケジュールを変更する処置を取ることを発表している。