ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表メンバーが2017年8月24日に発表された。スペインリーグで活躍するMF柴崎岳が代表に復帰したほか、J1で好調のFW杉本健勇ら勢いのある新戦力も入った。
だが、相手は首位争いのオーストラリアとサウジアラビア。主力選手に負傷者が相次いでいるなかで、特にオーストラリアはフィジカルの強さを大きな武器としており、引き分け以下ならハリルホジッチ監督の更迭もある状況だ。
ハリルホジッチ監督、柴崎の「復帰は嬉しい」
日本はグループBで暫定首位ながら、残る2戦の相手は2位サウジアラビア、3位オーストラリアだ。
久々の選出となった柴崎は、2月にスペインリーグ2部のテネリフェに渡ると当初は順応に苦労したものの、次第にチームにフィット。プレーオフでも獅子奮迅の活躍を見せ、オフに1部昇格を決めたヘタフェに移籍した。ハリルホジッチ監督は「最近2試合もチェックしたが非常に興味深いプレーをした。もっと良いプレーができる選手だ。素晴らしい性格ももっている。復帰は嬉しい」と前向きだ。
ほかに、ドイツのマインツに所属するFW武藤嘉紀や、J1・セレッソ大阪の杉本ら、右肩上がりで調子を上げている選手が複数選出されている。