優待「示唆」が批判の的に
ヒカルさんは「上場」当初、VALUの掲示板で「VALU保有者限定のオフ会orセミナー等をやる予定にしています」と優待を示唆する内容を書き込んでいるとみられ、価格がつり上がったとして「詐欺にあたるのではないか」と批判されていた。
これに対して本人は、「優待を設定すると言ったことはない」と16日のツイッターで否定し、自身のVAを最高値で買い戻すと発表した。
VAZも17日付の声明で、「ヒカル氏は、VALUER への優待を設定すると言った事実はありませんし、実際に設定をしたことはありません」と否定している。
一方のVALU側はというと、ヒカルさんとラファエルさん、いっくんさんのVAへの売買注文を中止すると16日に発表して以来、表立った動きはみられなかった。だが23日、VAZと井川氏宛ての通知書を送付したと公式サイトで発表した。
「本日、弊社顧問弁護士より、VAZ社および井川氏に対し、VAの大量販売など一連の行為による損害または損失が発生した本サービスユーザーへの損害賠償または損失補填、VALU保有者からのVAの買取り、ならびに損害を被ったユーザーに対する今後の具体的な対応の内容およびスケジュールの公表等を勧告する通知書を内容証明郵便により送付いたしました」
ツイッターやネット掲示板では、VALU側の対処について
「ルール整備の不備はVALU側にあってその上でユーザーが損失を被っているのにVAZ社に内容証明送るのは良くわからないな」
「とりあえず、被害を被った方々に対しての補てんはなされるということでしょうかね。また、当事者たちからの続報と謝罪を待ちたいと思います」
「対応が遅すぎます。考えが甘すぎます。全サービスを一旦終了させた方がいいのでは?」
などと、賛否両論の反応が寄せられている。