飲酒運転事故の職員に「情状酌量」の嘆願書 町長ら120人が署名した職員の評判を町に聞くと...

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「う、うぅ~ん」と唸るだけの担当者

   実は町長、2月に事故が起きた時に地元メディアに対し、

「町政に対する皆様の信頼を裏切る結果を招き心よりおわび申し上げます」

などと謝罪をし、信頼回復に努めたいとしていた。しかし、今回の嘆願書については、

「罪を憎んで人を憎まず」

と理由を述べている、と担当者は語った。

   さらに担当者は、

「嘆願書を出した人たちは飲酒運転が罪として軽いとは決して思ってはおらず、中堅職員が失職してしまうのはしのびなく、そして必要だと思っての行動です」

と説明した。町の責任者がこぞって失職させまいと行動しているが、この職員はどれほど人望があり、人気の人物なのか、とJ-CASTニュースは質問したが、担当者は、

「う、うぅ~ん」

と唸るだけだった。

   17年8月23日に論告求刑があり、検察側は懲役8月を求刑した。結審は9月12日の予定で、嘆願書はどのような効力を及ぼすことになるのだろうか。

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