7月の熱中症搬送 2万7000人に迫る

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   消防庁は2017年8月21日、7月の全国の熱中症により救急搬送された人数が2万6702人だったと発表した。資料に掲載されている2011年6月以降の統計では、13年8月の2万7632人に次いで多かった。

   年齢別では、満65歳以上の高齢者が1万3337人で全体の49.9%と、ほぼ半数を占めた。満18歳以上65歳未満の成人が9243人(34.6%)で続く。発生場所は、住居が最も多く1万529人で、全体の4割近くとなった。

   都道府県別に見ると、人口10万人当たりの救急搬送人数は鹿児島県が最多で45.02人、次いで佐賀県が38.78人、熊本県38.35人など、「ワースト5」は九州が「独占」となった。

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