病院を受診する目安は
片頭痛のチェック項目は以下の通り。
(1) 頭の片側に起こる
(2) ズキンズキンと拍動性の痛み
(3) 我慢できず、仕事や家事に支障が出る
(4) 体を動かすと痛みが悪化する
のうち2つ以上当てはまった上、
(1) 頭痛が起こると吐き気がする
(2) 光、音に敏感になる
のうち1つ以上に当てはまると片頭痛と診断される。
自分でできる対策は、
(1) 冷たいタオルなどで痛む箇所を冷やす
(2) 静かな暗い場所で安静にし、可能なら少しでも睡眠を取る
(3) 軽度の場合は市販の頭痛薬で症状を抑える
が挙げられる。
市販薬が効かない、または頻繁に服用している場合、頭痛の日数が多い場合は、頭痛外来や神経内科、開業医の脳神経外科などを受診するとよい。
50歳以上で初めて片頭痛のような症状が出た場合は、脳の病気などが疑われるので、すぐに病院へ。
また、突然の激烈な頭痛はくも膜下出血、高熱を伴う頭痛は髄膜炎、どんどん痛みがひどくなったり、手足のまひやけいれんを伴ったりする頭痛は脳腫瘍のおそれがあるので、こちらもただちに病院を受診しよう。