コラムニストでタレントのマツコ・デラックスさん(44)が、同窓会についてテレビ番組で「絶対に行きたくないです」と語ったことがネット上で議論になっている。
マツコさんが行きたくない理由はなんとなく察することができ、自分も「行こうとは思わない」し、「案内状すら来ない」という人がけっこう多いのだ。調査によれば同窓会の参加率は3割前後だそうで、どうして行きたがらないのだろうか。
過去にも「来ているのはエリートよ」発言
マツコさんは2017年8月21日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、同窓会の話題が出ると、
「同窓会、絶対に行きたくないです!」
と吠えた。小中高の頃の事を思い出すことは全くないのだそうだ。そして、
「本当にもう、(同窓会に)お誘いしてくださるのは嬉しいんですけど、行かないのでもう(誘いは)いいです!」
とカメラに向かって懇願した。
マツコさんは、同窓会について過去にも発言したことがある。16年9月3日放送の「マツコ会議」(日本テレビ系)で特集があった時に、同窓会に参加できる人は精神に鎧をまとえる人であり、自分に自信のない人は来ることができない。
「来ているのはエリートよ」
と発言している。
そもそも同窓会の参加率はどれくらいなのだろうか。同窓会の幹事代行業「同窓会本舗」の公式HPにある荒瀧智範社長のコラムには、成人式後などの特別な場合を除けば、基本的な参加率は3割前後で、4割以上集まれば成功と言える、と書いている。国内宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の運営会社ゆこゆこホールディングスが16年2月17日に発表したシニアの同窓会に関する調査で、この1年間に同窓会に参加したと答えた50代は24.8%。そして年齢が上がるにつれて参加率は高まり、60代で参加したと答えたのは42.5%、70代は62.2%だった。この調査は同社のメールマガジン会員に対し15年末に行い、有効回答は1465件だった。
今回のマツコさんの「5時に夢中!」での発言について、小中高の頃を全く思い出すことがないのはおそらくいい思い出がないのと、友達にも恵まれなかったからだろう、といった感想がネット上で出た。そして、掲示板にはこんな書き込みが出ることになった。