SKE48・松村香織さん(27)が、ファンの「スメルハラスメント」に言及し、自ら「対策」に乗り出した。
きっかけは、ある女性ファンからの「苦情」だった。
「制汗剤」使用を勧める
2017年8月19日、SKE48の個別握手会が、ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で行われた。
参加した松村さんは同日、自身のツイッターで「握手会ありがとうございました」と感謝をつづったが、なぜか「制汗剤」の写真2枚を添付した。
続きを見ると、「深刻な問題です 苦情が入りました」と報告。握手会の列に並んでいた女性ファンから
「ニオイに耐えられないからどうにかしてほしい」
といった要望があったことを明かす。
松村さんは、「自分の体臭は自分じゃ中々気付けません。メンバー含めて自分で気をつけないといけません!」と対策を呼びかけ、先の制汗剤の使用を推奨した。
運営にも問題があるという指摘も
アイドルからファンへの異例(?)の申し出だったが、ツイッターのリプライ(返信)欄には、
「よく言ってくれたこの季節のオタ現場は剣道部の部室みたいな匂いになるよね」
「幕張の握手会場の匂いが鯉の池みたいな異臭がして辛かったのでこういう発言してくれるのありがたいです」
などと理解を示す声が、女性ファンを中心に多数あがる。
一方で、
「今日のポートメッセは激アツだったからいわゆる『デブ』な方は汗だくになってました」
「取り敢えず、もう少し会場涼しくしてくれへん?」
と、運営にも問題があるとの指摘や、
「女性の香水のニオイは、有り?」
「女でも馬鹿みたいに香水付けてるのもいるし少なからず男側も我慢はしてるよ」
と、男性ファンからの「反論」も少なくなかった。
なお、握手会は翌日にも行われ、松村さんはツイッターで、「自腹で買った無香料制汗スプレーを(会場に)置いといた」と、自ら対策に乗り出したことを報告。
「効果抜群!8年間で初の無臭握手会だったよ(笑)さわやか こんなに変わるんだね」
とその効果に驚いた様子だった。