レゴランド、1日パスポート買うと「次回タダ」に... 相次ぐ値引きに「もともとの価格が高い」の声

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   2017年4月にオープンした「レゴランド・ジャパン」(名古屋市)。開園当初から「入場料が高い」などと話題になっていたが、このところ相次いで割引キャンペーンを行っている。

   そんな中、8月19日から始まった「+(プラス)1DAYパスポート・キャンペーン」が話題を呼んでいる。1日パスポートでの来園者に、次回使える1日パスポートをプレゼントするもので、相次ぐ値引き施策に、改めて「もともとの価格が高いのではないか」といった指摘が出ている。

  • キャンペーンが話題に(画像はイメージ)
    キャンペーンが話題に(画像はイメージ)
  • キャンペーンが話題に(画像はイメージ)

年間パスで「同行者無料」キャンペーンも

   「+1DAYパスポート」キャンペーンは、8月19日から9月11日に、「1DAYパスポート」(通常価格:大人6900円、子ども5300円)か、家族向けのセット「ファミリー1DAYパスポート」で来園した客が対象になる。入場時に渡される「引換券」と、その時の1DAYパスポートを、9月14日~12月31日(一部除く)に持参すると、当日限り有効の1DAYパスポートと引き換えられる。

   これにさきがけて8月9日には、年間パスポート(大人1万7300円、子ども1万3300円)の保有者について、同行者2人まで1DAYパスポートが無料になるキャンペーン(31日までの期間限定)を始めている。

   8月に入り、相次ぐ「値引きキャンペーン」。ツイッターではこんな反応が出ている。

「タダより高いものはなし」
「ピザ屋のようなキャンペーン」
「東京から名古屋までといった交通費もタダにすれば客が増えるのではないか」
「こんなことばかりやってると、初めのころ何の特典もないのに高い金払って来てくれた人どんな気分になるかって思わないかなぁ、思わないんだろうな?」

河村市長も「ちょっと高い」

   本来の価格を「高い」と思っているのは、利用者だけではないようだ。「+1DAYパスポート」発表前日の8月17日には、東海3県の知事と、河村たかし名古屋市長が現地を視察した。そこで河村市長は、来年開業予定の併設ホテルに期待を寄せつつ、入園料には苦言を呈している。新聞各社の報道(いずれも電子版)を引いてみると、

「もうちょっとお値打ちにして、庶民がぎょうさん来るようにしたらどうか」(読売)
「ちょっと高い。お値打ちにすれば、より幅広い人が来てくれるのではないか」(産経)
「行った子どもはだいたいが喜ぶ。ただ、ディズニーランド並みの入場料では、少しえらいのでは」(中日)
「正直言って、高い。一度来場した子供からは『また来たい』との声が多い。庶民が足を運びやすい料金設定にして」「(再値下げは)小出しにせず、一気にお値打ちにしないと」(毎日)

と、多少の表現の違いはあるが、価格について率直な感想を明かしている。

姉妹サイト