デブが健康なんてやっぱりない 体重が多いだけでも心疾患リスクが上昇

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脂肪が問題か、あるいは...

   では体重が多いことの何が問題なのだろうか。研究者らはいくつかの可能性を指摘している。

   まずは脂肪だ。例えば内臓脂肪は体内で炎症を起こすことが知られており、急激な変化は起きなくても、徐々に血管や心臓にダメージが蓄積していくかもしれない。

   また一見血糖値や血圧が正常なように見えても、実際には徐々に長い時間をかけて代謝が悪化しており、限界に達した時に心臓病などの形で現れているという可能性もある。

   研究結果を受けて英国心臓財団は「『太っていても健康』というのは誤りだ」とし、

「正確を期すなら『太っていても今は健康だが、人生の後半における心臓病リスクは確実に高い』と言うべきだろう」

とコメントしている。

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