子供の食物アレルギー 「早期に食べさせる」&「肌ケア」で予防できる

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保湿はぜんそくや花粉症予防にもつながる

   2008年、ピーナッツを乳幼児期から食べていたイスラエルの子供と、アレルギーを心配して食べさせていなかったイギリスの子供を比較すると、ピーナッツアレルギーの発症頻度はイギリスの方が高かったという調査結果が発表された。

   さらに15年、乳児期からピーナッツを食べた子供は全く食べなかった子供に比べて5歳でのピーナッツアレルギーの発症率が非常に少なかったこともわかり、アレルゲンを除去すればアレルギーの予防になるという考えは間違っていたと判明した。

大矢氏「予防のためには与えるのを遅らせるのではなく早期に食べた方がいい。食物アレルギーのリスクがある場合は病院の先生と相談して、安全に食べられる量を把握した上できちんと食べていく。一つ一つ丁寧に対処すれば食物アレルギーは克服できる」
馬場氏「生まれてすぐからスキンケアを始めてしっかり保湿するのは、皮ふのためだけでなく食物アレルギー、ぜんそくや花粉症などのアレルギー予防にもつながるといわれている。皮ふのケアをしっかりして」

   忘れてはならないのが、リスクがあるのに独断でアレルゲン物質を食べさせるのは危険ということ。必ず主治医と相談しながら治療を進めよう。

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