子供の食物アレルギー 「早期に食べさせる」&「肌ケア」で予防できる

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妊娠中・授乳中は食物制限しないで

   東京都の追中悠歩(はると)くん(2歳6か月)は、10か月の頃に卵でアレルギー反応を起こした。

   食後15分ほどで気持ち悪そうな顔になり、全身にじんましんが出て顔も目も腫れてしまった。血液検査の結果卵と大豆のアレルギーがわかり、今は完全に除去している。弟の幸歩(ゆきと)くん(1歳)も卵と大豆のアレルギーだという。

母親の千草さん「長男は乳児湿疹がひどかったので母乳のせいなのかと思った。妊娠中に卵を除去していれば発症リスクを下げられたのかな」
大矢氏「親が妊娠中、授乳中に食物制限をするのはアレルギーの予防にはならない。母親が卵を食べるのをやめても、子供の卵アレルギーは防げない」

   食べ物が原因で乳児湿疹が出ることもないそうだ。

馬場氏「胎内にいた時は羊水で守られていたが、生まれると空気という乾燥した環境の中で暮らすので、ちょっとした刺激で湿疹が出やすい。乳児湿疹がひどいほど後で食物アレルギーや様々なアレルギーになりやすいとわかっているので、乳児期から保湿していい肌の状態を保ってあげると、食物アレルギーを防ぐのにつながる」
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