ツイッター上で、とあるユーザーが作った「巨大ハンバーグ」が人々の笑いを誘っている。
ツイッターには、「炊飯器でハンバーグ作りたかった... 量間違えた...」というツイートともに、2枚の写真が投稿されている。1枚は炊飯器のなかにハンバーグの具材が入っており、今から炊き始める様子を捉えたもの。もう1枚は出来上がったハンバーグであるが、一般的に目にするハンバーグのサイズを考えても、驚異的な大きさとなっている。
J-CASTニュース編集部は2017年8月10日、調理・撮影した「い@9月砲雷」さんにDMを通して取材した。
「おそらく通常の8倍の大きさ」
今回のツイートは、8月8日22時頃に投稿された。8月14日10時半時点で、2万1357リツイート、3万6283を超える「いいね」がついている。
調理したのは、8月8日21時頃、「い@9月砲雷」さんの自宅にて。
出来がったハンバーグは、
「重量1キロくらいで、3合炊飯器目一杯の大きさです(通常の8倍とかですかね...?)。普通のハンバーグと同じでおいしかったです。3人で食べて食べきれなかった分は次の日私が食べました」
という。
今回作ろうと思った理由は、
「YouTubeでセイキンさんの炊飯器でハンバーグを作る動画を見て、自分の家でも挑戦したくて作りました。セイキンさんと同じ分量で作ったら炊飯器の大きさが違うことに気付かず炊飯器いっぱいになってしまいました」
と話した。炊飯器での調理は初めてだという。
「セイキン」さんとは、動画サイト「YouTube」で8月14日現在で103万9371の「チャンネル登録」(動画投稿者をフォローした人数)を誇る、大人気YouTuberだ。なお、同じく大人気YouTuberの「ヒカキン」さんの兄。
2013年11月9日に公開された、「炊飯器で巨大ハンバーグ作ってみた!」という動画中に、今回「い@9月砲雷」さんが参考にした炊飯器でのハンバーグの調理法が紹介されている。
「セイキン」さんのハンバーグは、パン粉や塩コショウ、ナツメグといった調味料のほか、牛・豚合いびき肉1000g、ニンジン1本、玉ねぎ1個、卵2個、にんにく2かけが具材となっている。
前半は普通のハンバーグの作り方と同じだが、できあがった種を炊飯器に入れるのがポイントだ。「通常」モード、「お急ぎ炊飯」モードで2回の炊飯を行う。2回目の炊飯が終わると完成する。ふっくらとした大きなハンバーグを、フライパンなどを使うことなく作れるという手軽さで、動画は240万回以上のヒットとなっている。
今回、「い@9月砲雷」さんも同じようなハンバーグを作ろうとしたのだが、3合炊飯器と、「セイキン」さんの5合炊飯器より小さめの物を使ったにもかかわらず、「セイキン」さんと同じ量の具材を入れたのが失敗だった。炊飯器の横幅が5合炊飯器より小さく、そのぶん縦に伸びたことから、今回のような高さのある巨大ハンバーグとなってしまったのだ。高さは「セイキン」さんのより2倍ほどの高さとなっている。
「次は炊飯器でシュウマイ」
今後は、「機会があれば炊飯器でなにか作りたいと思います (水溜まりボンドさんの炊飯器のシュウマイが気になっています)」と既に次回作の検討に入っているようだ。
「水溜まりボンド」さんもチャンネル登録数が214万9666人と、大人気YouTuberだ。2015年7月23日に「炊飯器で巨大シュウマイを作る」を公開している。
今回の反響については、「正直こんなに反響があるとは思ってなかったので驚きました」と驚きを隠せない様子だ。
ネット上では、今回のツイートに対し
「私もこれ作ってみたい」
「量間違えたどころじゃないwww」
「何と言ったら良いのか......、デカすぎる!」
などの声が多くあがっている。