トイレットペーパーには裏表がある
人によって大きく異なるトイレットペーパーの引き出し方だが、メーカーはどのような使用法を想定して製品を開発しているのだろうか。J-CASTニュースは8月17日、トイレットペーパーを製造販売する大手メーカーに取材した。
「一般的にトイレットペーパーには、エンボス加工のある『表』と加工のない『裏』があります。表側を使用した方が...とは思いますが人それぞれです。引き出し方によって拭く面が表だったり裏だったりするのですが、自社調査の結果では表が3割、裏が3割と五分五分です。蛇腹折りだったり、くしゃくしゃに丸めたりする人もいます」
メーカーや製品によって違いはあるが、基本的にロール状の上側が「表」、下側が「裏」だという。つまり、上から下へすくい取るようにすると「表」、下から上に巻き上げるようにすると「裏」を使用することとなる。
ちなみに一度に使用するトイレットペーパーの長さは、ダブルだと90センチ、シングルだと120センチが平均だそうで、
「厳密に推奨する使い方はないですが、詰まりの原因となるので一度にたくさんのペーパーを流すのは注意してほしいです」
と呼びかけていた。