米国のトランプ大統領は2017年8月16日(米東部時間)、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が米領グアム周辺へのミサイル発射計画を一時保留すると表明したことについて自身のツイッターで「賢明」だと評価した。
トランプ氏はツイッターに「北朝鮮の金正恩は非常に賢明でよく考えた上での判断を下した」とグアムへのミサイル発射を一時保留したことに言及。そのうえで「別の選択をしていたとすれば、壊滅的であり、容認できない結果になっていただろう」と続け、北朝鮮のミサイル発射を改めてけん制した。
金委員長は14日、グアムへのミサイル発射計画を実行する部隊を視察した際、「米国の行動をもう少し見守る」と述べ、慎重な姿勢を見せていた。