2017年も残り4か月と少し。8月15日放送の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、「日本一早い!? 『ブレーク芸能人』&『流行語』ランキング」という企画が放送された。
流行語ランキングで1位を獲得したのは、ブレーク中のお笑い芸人・ブルゾンちえみさんの持ちネタ「35億」。2、3、4位には「忖度(そんたく)」、「このハゲー!」、「都民ファースト」と政治ものが続けて選出され、9位にも「総理のご意向」が選ばれた。今年は政治に関する流行語が豊作だが、不倫に関するパワーワードも忘れ難い。
流行語予測で「5位」
ツイッター上などでは以前から、今井絵理子・衆議院議員の「一線は超えていない」が有力視されてきた。
「一線は越えてない 流行語になりそうね」
「今年は『一線を超えていない』が流行語ノミネートされそう」
そんな下馬評の高い「一線は超えていない」は、同ランキングで5位に選ばれた。今井氏が橋本健・神戸市議会議員との不倫疑惑を報じられた際に使用して以降、不倫疑惑報道時の記者らからの質問としても定番化した。不倫疑惑が報じられた女優の斉藤由貴さん、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんも、「一線は?」と問われている。
番組司会の宮根誠司さんは「この言葉に集約されつつある」としたうえで、「法律的にいうと『一線』というのは何なのか」と疑問を口にした。すると、コメンテーターの嵩原安三郎弁護士は「お昼の番組ですから...」と詳細は口にはしなかったものの、
「実際に法律上、一線を越えるか越えないかで変わってきますからね。大事な事なんですよ」
と、「一線」の重要さを指摘した。