小池一夫、「食費問題」で炎上のち称賛 「その年になって謝れるってすごい」

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   漫画原作者の小池一夫さん(81)がツイッターで、現代の若者について「食費にお金をかけられない」は言い訳だ、と諭した。うまく自炊をすれば食費は抑えられる、とする例として、自分の妻は数百円で鱧のおすましを作っている、と書いたところ、「鱧は安くない」「話に矛盾がある」とし小池さんのツイッターが「炎上」した。

   小池さんは翌日、若者の現状が分かっていなかったとして謝罪した。

  • 鱧のお吸い物の写真をアップ(写真は小池さんのツイッターより)
    鱧のお吸い物の写真をアップ(写真は小池さんのツイッターより)
  • 鱧のお吸い物の写真をアップ(写真は小池さんのツイッターより)

鱧のおすましは実質数百円でできる

   小池さんは2017年8月12日にツイッターで、今の若者は食費にお金をかけられないとしているが、それは言い訳だ、と切り出した。今日のお昼ご飯に鱧のおすましが出たが、この鱧のおすましについて、

「家人に聞いたら、実質何百円だって。骨切りした鱧も旬だから安いし、他の材料も残りものだしって。やれば出来る。やらないだけ」

とつぶやいた。さらに、おすましに使った鱧の残りは鱧寿司、ひつまぶし風の混ぜご飯にする。このように捨てるところがないほど使うため、

「ウチの食費は安いのですよ」

と自慢し、まるで料亭で出てくるような美味しそうな鱧のお吸い物の写真をアップした。

   これに対し、「鱧は安くない」「話に矛盾がある」などと小池さんのツイッターに批判が殺到し、

「何言ってんだこいつ」
「おすましだけで数百円!しかも昼食ですか!しかしこれは安い高いの問題ではなくて、食事に金と手間を投入する事を可能とする条件が存在するという事です」
「鱧のおすましを手頃だよ、とおっしゃるその感覚が反感を買うのです。普段の自宅での昼飯がこれなら毎日贅沢なご馳走を召し上がっているのは容易に想像出来ます」
「これって家人がやったことであなた関係ないじゃん!それを自分の手柄みたいに...」

などといったコメントが書き込まれ「炎上」した。

「昨日のツイート、反省してます」

   こうした「炎上」を受け小池さんは翌日の13日に、

「昨日のツイート、反省してます」

と謝罪し、若者と接することは多いが若者と暮らしていないため、若者の現状が肌の感覚では分かっていなかった、そうコメントを読んで感じたという。

「年長者として、もっと、広く深い目でツイートすべきでした」

とした。これについては、

「その年になって謝れるってすごいですね」
「かっこいいです。見習いたいと思います」

などといった称賛のコメントが多く寄せられている。

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