実は「国際ゴカイの日」もあり、尊敬されていた!
ゴカイの仲間は全世界に約1万種もいる。長さ数ミリから最大のものは3メートルにも達する。その巨大ゴカイ「オニイソメ」は海底の砂の中に潜み、近づく獲物は自分より大きい魚も丸飲みにする。2015年7月7日付「ナショナル・ジオグラフィック日本版」によると、世界中のゴカイの研究者が一堂に集まり、2015年から「7月1日」を「国際ゴカイの日」にすることを決めた。研究者は、英ロンドン自然史博物館、米スミソニアン自然史博物館などから参加した錚々たる顔ぶれだ。スミソニアン自然史博物館のカレン・オズボーン博士は、同誌の取材に対しこう語った。
「ゴカイのような素晴らしい生き物に、この日(=国際ゴカイの日)が来るのは時間の問題でした。ゴカイは食物連鎖の中で極めて重要な役割を担っています。ゴカイはあらゆるものに食べられますが、また、あらゆるものを食べているのです」
釣りエサだけにしておくのは、もったいないヤツなのだ。