自分の大きな胸が邪魔で仕方がなかったというカナダ・ブリティッシュコロンビア在住の女性が7年をかけてバストサイズを「縮小」することに成功したと、英タブロイド紙「Daily Mail」が2017年8月7日付の記事で報じている。
本人のインスタグラムでも、7年前の姿と現在の姿を並べて比較した写真が投稿されているが、かつてはドレスからはみ出しているほどだったバストが、現在はよく鍛えられた男性の胸部と変わらない程度にまで変化していた。
どのような方法でバストサイズを縮めたのだろうか。
切り取りたいほど邪魔に感じる女性も
バスト縮小に成功したのはメル・チェックさん。「Daily Mail」の取材に対し、フィットネス・トレーナーをしていたがGカップはある自分の大きな胸が負担で仕方がなかったと答えている。
自分が着たいと思う洋服は胸が邪魔でフィットせず、仕事柄走ったりジャンプをしたりするときにも胸が重く思うように動けず、ついにはリウマチ性関節炎まで発症してしまったという。自身のインスタグラム上でも、
「全体重の90%をバストが占めているような感覚だった」
と語っているほどだ。
人によって事情は異なるとは思われるが、メルさんのように「巨乳」の女性がバストサイズを小さくしたいと考えるケースは少なくないようだ。東京都に住むバストサイズがFカップの30代女性も、「邪魔です」と断言する。
「ワンダーフォーゲルが趣味なのですが、胸が重くて負担です。同性から胸が大きくていいねと言われることもありますが、タイトな洋服は着られないし肩もこるし、デメリットしか感じません」
この女性は、できることなら切り取りたいくらいだとまで話す。
メルさんも「乳房縮小手術」という、胸の脂肪を取り出してバストサイズを縮小する手術を検討していたが、「脂肪の塊ならトレーニングと減量によって減らすこともできるのではないか」と考え、手術に頼らない方法でバスト縮小に取り組むことにした。
といっても、その内容は極めてシンプルだ。「一体どんな特別なことをしたのか?」というインスタグラム上でのコメントに対し、メルさんは「運動と健康的な食事にしただけ」と答えている。
運動はランニングなどの有酸素運動とウェイトトレーニングを組み合わせたものを少なくとも1日おきに実施。食事は脂肪分を減らして野菜の摂取量を1.5倍にし、たんぱく源は魚か赤身肉に限定したという。