陸上の世界選手権第7日が2017年8月10日(日本時間11日)、ロンドンで行われ、男子200メートルで決勝へ進んだサニブラウン・ハキーム選手(東京陸協)は20秒63(向かい風0.1メートル)で7位だった。2003年のパリ大会で銅メダルを獲得した末続慎吾氏以来、14年ぶりのメダル獲得とはならなかったが、今大会では日本勢初の入賞となった。
サニブラウン選手はレース後、「気にしていたハム(太もも裏)が最後の100(メートル)で、きてしまった」と悔しさをにじませ、「思ったより自分のフルの力を発揮できなかったが、ここ(編注:決勝)まで来られたのは自信になる」と前向きに語った。
複数のメディアの報道によると、日本陸連の伊東浩司強化委員長は同日、サニブラウン選手の右太もも裏に張りがあると明かし、後日行われる400メートルリレーのメンバーに起用しない方針を示したという。