「ルールを設けた方が良いと思う」
ただ、「撮り鉄」のマナーをめぐっては、過去に全国各地でさまざまなトラブルが起きていることも確かだ。
例えば、栃木県の真岡鉄道で線路脇の菜の花畑が踏み荒らされたり、JR車両のタイフォン(警笛を鳴らす装置)に勝手に接着剤を塗りつけたり......。このように、一部の鉄道ファンの迷惑行為が問題となった事例はいくつもある。
こうした過去のトラブルを引き合いに、投稿者の主張に共感するユーザーの姿も目立っており、
「わかる気がする、確かに私も駅構内での撮影は禁止して欲しい」
「周りの迷惑に歯止めがかからないなら、規制やむなし」
「三脚禁止や乗客最優先などのルールを設けた方が良いと思う」
といった賛同意見も。なかには、投稿者の元に批判が殺到する様を踏まえて、「な?鉄オタのこの人へのツイートを見れば排除すべきとしか思えないやろ?」と揶揄するユーザーも出ていた。
賛否の大きく分かれた意見が交わされる中、議論の発端となる投稿を寄せたユーザーは8月10日昼、ツイッターを再び更新。「拡散希望」のハッシュタグを添えて、
「お盆とお正月の前後1週間主要駅構内での写真撮影を自粛して下さい。駅構内の混雑緩和と、撮り鉄様を拝見するだけで気分が悪くなる一般の方々への配慮をお願いいたします。マナーでもあります」
と、再び鉄道ファンを揶揄するような投稿を寄せていた。