投手を見ると心が浄化、サッカーではこうならない 「もしドラ」岩崎夏海の「記事」が大炎上

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   「この記事が原因で脅迫メールが来ました」とツイートしたのは、著書「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(通称「もしドラ」)で知られる作家・岩崎夏海氏。

   高校野球に関して毎日新聞の取材を受けたところ、その記事で、サッカーをおとしめた、ととられたのか大炎上。「毎日新聞には削除依頼をしました」とも述べたのだが...。

  • 岩崎夏海氏はブログで真意を詳述している
    岩崎夏海氏はブログで真意を詳述している
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「サッカーを引きあいに出さないと気が済まない...」

   岩崎氏が問題視したのは、毎日新聞ウェブ版に2017年8月8日付で掲載された「甲子園 古き良き時代の天然記念物? 高校野球の人気復活」という記事。夏の甲子園の観客数の推移をもとに、サッカーに押されていた高校野球の人気が近年復調しているとする内容だ。その中で、「高校野球の魅力は何か」という問いに対する岩崎氏のコメントとして、以下のように記載されている。

「炎天下で投げ続ける投手を見ると心が浄化され、勇気をもらう。投手のような存在がいないサッカーでは、こうはなりません」

   インターネット掲示板では、このコメントがサッカーを不当におとしめて野球を持ち上げていると受け取られたようで、

「サッカーを引きあいに出さないと気が済まない哀れな野球人達」
「結局野球は負けてないと声を出さないとサッカーに抜かれてるという意識があるんだろうなwサッカー敵視するのは」
「頭イカれてるな 典型的な焼き豚(編注:野球ファンの蔑称)」

と非難が殺到する事態に発展した。

   岩崎氏が「異変」に気付いたのは9日未明。「平穏に眠りにつこうとしていたらいきなり公開しているメールアドレスに脅迫まがいのメールが来た」とツイッターに投稿し、「何かと思って調べてみると、先日毎日新聞の取材に答えたのがネットに載ったらしい。それがまた一部分を切り取られて炎上の材料にされている」と続けた。

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