「ソフトボール大会」の打順めぐって大ゲンカ 神戸刑務所、受刑者2人を傷害と暴行容疑で送検

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   刑務所内で開かれるソフトボール大会の打順をめぐって口論になり、殴り合いのけんかをしたとして、神戸刑務所(兵庫県明石市)は2017年8月9日、受刑者の40代の男を傷害容疑で、50代の男を暴行容疑でそれぞれ神戸地検明石支部に書類送検した。

   ソフトボールのチーム内トラブルが発端となった今回の事件をめぐり、インターネット上では、「何番で揉めたのか知りたい」「9番ライトは屈辱だからな」などと茶化すような声が相次いで上がっている。

  • 「何番を打つか」めぐって大げんか?(画像はイメージ)
    「何番を打つか」めぐって大げんか?(画像はイメージ)
  • 「何番を打つか」めぐって大げんか?(画像はイメージ)

2人は試合に出場できなかった

   8月9日のJ-CASTニュースの取材に応じた神戸刑務所の庶務課長は、事件のあらましについて次のように説明した。

   送検された2人の受刑者は同じ部屋で生活していた。けんかが起きたのは5月1日の18時ごろ。同日から始まったソフトボール大会の打順をめぐって2人が口論となり、まず50代男が40代男の左頬付近を2回殴りつけ、腰を抱えて後ろに抱え投げた。

   これを発端に、2人は揉みあい状態に。今度は、40代男が相手の額に頭突きを数回し、右肩で押し込むようにして頭を床に複数回打ちつけた。さらに相手の鼻、のど元、右耳の三か所に噛みついた上で、顔面を10回以上殴打した。

   このけんかで、50代男は顔面打撲、鼻骨骨折、眼球打撲など全治約1か月のけがを負ったという。庶務課長は事件の発端について、

「刑務所内で開かれるソフトボール大会の打順をめぐって、2人が不仲になったことが原因になります」

とだけ話した。

   なお、今年のソフトボール大会は5月1日から6月23日までの日程で実施されたが、送検された2人のチームは初日に試合がなかった。2人はその後の試合に出場できなかったという。

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