フジテレビ「真摯に受け止め今後に活かして参りたい」
結局、8日放送の「とくダネ!」では、先の動画が「視聴者提供」とのテロップ付きで紹介された。そのためネット上では、番組側が投稿者の許諾を得ないまま放送に踏み切ったのではないか、といった疑惑も噴出することになった。
実際、一部のネットメディアやまとめサイトは、「とくダネ!」が動画を無断使用したと断定調で伝えている。こうした記事を読んだユーザーからは、
「無断使用とか、やっぱりマスゴミ...」
「無断使用についてBPOに意見を送りました」
「とくダネはYouTubeに無断転載されても文句いえない」
との声も出ており、騒動はさらに拡大している印象だ。
では、「とくダネ!」側は動画の投稿者に許可を得ていたのだろうか。フジテレビ企業広報室は8日のJ-CASTニュースの取材に対し、
「投稿者の方とは『とくダネ!』放送開始前に連絡を取ることができました。台風5号の中、早朝にも関わらずご連絡を頂き大変感謝しております」
と回答。動画の内容については、「複数の地元関係者に取材し、確認作業を行った上で放送しました」とも説明した。
その上で、動画の使用許諾を求めるリプライの内容に批判が出ている件については、
「(動画の)投稿者の方に宛てた番組担当者からの投稿について、その表現への批判があることにつきましては、真摯に受け止め今後に活かして参りたいと存じます」
としていた。