トランプ米大統領は2017年8月6日(現地時間)、自身のフェイスブックに「リアルニュース(真実のニュース)」と題した動画を投稿した。トランプ政権の実績をアピールする内容で、政権に批判的なメディアに対抗する狙いがあるとみられる。
投稿されたのは1分30秒の短い動画で、トランプ支持者として知られる女性がキャスターとして登場。「ここ1週間のニュース」として、4日に発表された雇用統計の結果を紹介し、「トランプ大統領は経済を正しい方向に戻してくれている」とコメントするなどトランプ氏の実績を称えている。
一方で、ホワイトハウス高官の相次ぐ辞任や、いわゆる「ロシア疑惑」については言及しておらず、大統領が自ら都合の良い情報だけを発信する動画に現地メディアからは「プロパガンダのようだ」との批判が出ている。