暑い夏にあったかそうめんもGOOD
三品目は、冷房などで冷えた体を温める「鶏むね肉のあったか豆乳そうめん」。
豆乳はタンパク質が豊富で、熱中症予防に効果があり、イソフラボンが紫外線からの悪影響を減らす。鶏むね肉は鶏肉の中で最も疲労回復効果が高い。さらに消化吸収を助ける成分のムチンを含むオクラをトッピングする、
使うめんは、田中さんの出身地・徳島県の名産「半田そうめん」だ。少し太めで、温かいだしでも伸びにくい。
塩、砂糖、酒をなじませておいた、1センチ厚にそぎ切りした鶏むね肉に片栗粉をまぶし、余分な粉を落としてからゆでる。片栗粉で肉をコーティングすると水分が奪われず、むね肉でもパサパサせずのどごしが良くなる。
フライパンにサラダ油を熱し、くし切りしたタマネギを入れ、ガーリックパウダー、塩コショウで下味を付ける。火が通ったら無調整豆乳を加え、沸騰させないよう温める。沸騰させると豆乳が分離し、見た目が悪くなってしまう。ここに特製だしの原液と片栗粉を混ぜ合わせたものを少しずつ回し入れ、かき混ぜながらとろみを付ける。
器にそうめんを盛って豆乳だしを注ぎ、ゆでた鶏むね肉とオクラ、細い輪切りにしたミョウガ、小口切りにした青ネギをトッピングして完成だ。