ツイッター上で、とある海岸の写真に「とても綺麗」「日本じゃないみたい」だと話題になっている。
2017年7月30日20時半頃に投稿されたツイートには、「これ鳥取でできるんです。 ウユニ塩湖みたい。」とある。写真は澄みきった青空の下、空が綺麗に反射している海面や、砂浜の上をマウンテンバイクで走る姿が捉えられている。ウユニ塩湖とは、南米ボリビアにある湖。澄み切った空の下、湖面が透き通り、湖面に空が反射している風景で有名となっている。
地元の人なら何気なく通っている場所
写真で写っているのは、鳥取砂丘だ。鳥取砂丘は、毎年300万人ほどの観光客が訪れる。撮影したのは、鳥取砂丘をマウンテンバイクで走る体験型アクティビティ「FAT BIKE TOUR」を提供する「TRAIL ON」という会社。今回話題となった写真は、参加者の姿を同社が撮影したものだ。
J-CASTニュース編集部は、撮影した同社に8月2日に取材した。
今回話題となっているウユニ湖のように撮れる場所については、
「詳しくはお答えできませんが、鳥取砂丘海岸のどこかにあり、地元の人なら何気なく通っている場所です」
と話した。マウンテンバイクでないと行けないような場所ではなく、海水浴をする人もいる場所で、ウユニ塩湖のように綺麗に撮れるのは春か秋頃だという。
インスタ映え狙う女性参加者が多数
このスポットを含む、砂丘をマウンテンバイクで走ることができる同アクティビティは、2016年の4月から開始された。同年7月末までは砂浜の外での走行が認められていなかったが、8月から許可が得られ、今に至っている。そのため、統計上では外のコースの認可がされていなかった人数も含むが、2016年4月から2017年7月末までの参加者は1500人ほど。うち、95%が県外からで、女性の参加者が全体の65%と大半を占めている。
女性の参加者が多い理由について同社は、
「参加している様子を撮るとついインスタに載せたくなるような綺麗な写真となり、インスタ映えするからです」
と答えた。
同アクティビティは3月から12月にかけて行われている。参加におすすめの季節は、
「動きやすい春か秋で、4、5月か10、11月です」
と話した。
料金は一人5000円で、身長150cm以上で参加可能となっている。
ネット上では今回の写真に対し、
「海外に行かなくても鳥取県で見られるなんて驚き」
「この水面に星うつしたらかなりきれいな景色になりそうですね!」
「鳥取ってこんなにも美しいところだったんですね」
などと話題になっている。