活動休止中の音楽デュオ「CHAGE and ASKA」のASKAさん(59)が提案した新人発掘企画が話題を呼んでいる。
音楽の道を目指す人らを中心に、すでに動きが広まっている。
「君の歌として公開してみて」
2017年8月1日のブログで新会社の設立を発表し、
「事件前よりも、もっと強く、 そして深い意識で音楽に向かう」
決意を表明していたASKAさんが、新たな試みを始める。
ASKAさんは同日、9月13日に配信する自身の楽曲「Fellows」のカラオケバージョンをYouTubeにアップし、その音源に合わせて好きなように作詞作曲をしてもらったものを、「君の歌として公開してみて」と呼びかけた。YouTubeの紹介文には、
「君のタイトルは何?メロディは、どうつける?歌詞もメロディも無限です」
とある。
8月2日のブログによると、この企画は「Youtubeにおいて、以前よりやってみたかったこと」だという。
「世の中には、表舞台に出ることのできない、 センスと才能を持ったミュージシャンが、たくさんいますからね」
と、意図も明かしている。
こうした取り組みは、ツイッターでも好評だ。
「夢みたいな企画です!」
「実に面白いなって思う」
「ASKAさんに聴いてもらえるなんて、めったにない」
「隠れた才能をASKAさんが引っ張り上げてくれる!」
早くも期待の新人が...
作った楽曲のタイトルには「ASKAのFellowsを、私が作ってみた」の一文を入れるよう指示があり、YouTubeで検索をかけると4日昼現在、ざっと30曲以上がヒットした。ASKAさんが投稿したカラオケ音源のコメント欄にも、作ってみたというコメントとともにオリジナル楽曲のURLが貼られている。
ASKAさんは投稿された曲はすべて聴くと約束しており、
「良いセンスをしている人も居たな」
「気になる、シンガーがいますね」
と、すでに手ごたえを感じているようなコメントもブログに綴られている。