週刊文春の最新号(首都圏では2017年8月3日発売)で、ダブル不倫疑惑が報じられた女優の斉藤由貴さん(50)。情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)は3日、そのお相手とされた50代の男性医師に対する単独インタビューの内容を放送した。
男性医師は、斉藤さんとその家族の「主治医」としての立場を強調し、2人の「手つなぎ」写真については、斉藤さんが「よろけていた」ので、手を支えただけだと主張した。
「主治医として」
同番組によると、単独インタビューは放送前夜に行った。男性医師の顔部分にはモザイクがかかっている。医師は、
「長年にわたって女優の斉藤由貴さん並びにご家族の方の主治医として、しっかりとした責任を持った立場で拝見させてもらっています」
と、医師と患者の関係であると強調した。また、医師のクリニック以外のマンションなどの場所で斉藤さんと会っていたことについては、
「今、斉藤由貴さんは再ブレークしているので、うちのクリニックの方にいらっしゃって頂きますと、他の患者さんの対応が難しくなってしまう。やはり、患者さん、相手の背景に合わせて対応するのが医者の使命だと思っています」
と回答。プライバシーに配慮しての往診、というわけだ。
文春には、斉藤さんと医師の2人が手をつないでいる写真が載っているが、
「映画を約2時間近く観て、映画館から1階までが階段なんですね。比較的急で、(斉藤さんが)よろけてたんですね。よろけてたので、僕が手を支えてその階段を下りていったというのが、実は事実です」
と弁明した。
ただ、文春掲載の写真をみると、平らな道を2人が並んで歩いており、斉藤さんの左手と医師の右手がつながれている。さらには、互いの指も絡み合っているように見える。また、映画を2人で観ていたことと、往診との立場との関係ははっきりしない。
「う~ん、ちょっと苦しいかな...」
画面がスタジオに戻ると、感想を求められたコメンテーターの女優、高木美保さんは、医師の説明に疑問を呈した。有名人らが病院に行く際には、プライバシーに配慮して、特別な出入り口や部屋を設ける病院は多いと指摘。往診をしなくても「(対応は)いくらでもできるのでは」として
「う~ん、ちょっと(その説明は)苦しいかな、という気がするんですけどね...」
とコメントした。
斉藤さん本人は2日夜、報道関係者にファクスを送り、
「報道にあった先生は、随分前から家族ぐるみで主治医としてお世話になっている方で、不倫関係ではございません」
「肌ケアの美容注射や体力維持の点滴等、女優としてあまり他の患者さんには見られたくない治療やメンテナンスのために、個人事務所に往診をお願いしております」
などとするコメントを発表した。3日夜にも短時間の会見を開く予定となっている。