「まったく意識したものではありません」
一方で「まったく(スプラトゥーンを)意識したものではありません。当社オリジナルのデザインです」と関係性を否定した。当然コラボレーション商品でもない。
デザインの意図については「ベースの黒色はイカ墨の色です。そこにイカが墨をはいたようなスプラッシュ模様をデザインしようとしたのですが、同じ黒系統の色では映えません。カラフルに仕上げ、ポップで楽しいデザインにしました」と担当者は話す。黒一色にしないことでシズル感(食欲をそそる感じ)も演出したという。
カップヌードルの「ビッグ」シリーズは毎年数種類ずつ新発売されており、人気のシーフード味のバリエーションとして今回「イカ墨」風味を開発した。発売時期については、夏は海を身近に感じる季節でもあり、「スプラトゥーン2」と発売日が10日しか違わなかったのも意図したものではないという。
類似性を指摘する声がSNS上にあがっているものの、任天堂や消費者から「当社に意見や抗議は来ていません」と担当者は言う。販売取り下げなども予定はなく、「商品の認知度が高まり、盛り上がっていただければと思います」と話していた。