北朝鮮が2017年7月28日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)が日本海に落下する直前、落下地点周辺の上空を仏エールフランスの旅客機が通過していたと、米ABCニュースが8月1日(現地時間)に米当局者の話として報じた。
報道によると、旅客機は羽田空港発パリ行きのエールフランス293便で、ICBMが北海道の奥尻島沖に落下する約10分前に現場付近の上空を通過したという。
エールフランスはABCニュースに対して、北朝鮮のミサイル実験の空域では「エールフランス機の飛行ルートは妨げられておらず、問題は報告されていない」とし、「当局と協力して飛行区域の危険性を分析し、適切に飛行計画に反映させている」とコメントしている。