数々のヒット曲で日本でも人気の米歌手、マライア・キャリーさん(47)が、コンサートに「激太り」した姿で登場し、話題となっている。
過去にも体重の急増とダイエットを何度か繰り返しているマライアさん。体への負担の大きさが懸念される。
ベッドに横たわり登場、ステージをヨチヨチ歩き
のびやかな歌声とグラマラスなボディーで世界を魅了してきた「歌姫」の変わりように、驚いた人は少なくなかったようだ。米娯楽系サイト「レーダーオンライン」は2017年7月26日、マライアさんが体重263ポンド(約119キロ)にまで激太りしたとの見出しで記事を配信した。
米ラスベガスで7月11日に行われたライブの観客による、「ステージ上を歩くのもつらそうだった」「歌は口パク、衣装替えに15分も舞台から姿を消していた」「彼女のひざでは体重を支えきれなさそうに見えた」といった証言を紹介している。
他の海外メディアの中には、ライブの動画を流しているところもあった。曲が流れだすと、屈強な男性ダンサーたちが支える背もたれ付きベッドに横たわったマライアさんが、マイクを手に歌いながら登場。ベッドが舞台中央に下ろされ、ダンサーに体を支えられながら立ち上がる。傍らでキレの良い動きを見せるダンサーとは対照的に、時折体を揺らし、ステージ上をヨチヨチ歩きで行ったり来たりする程度だ。かなり高いハイヒールを履いていたようなので激しく動けなかったかもしれないが、体型は相当太くなっている印象だ。
マライアさんが自身の体重について言及している様子はない。だが「レーダーオンライン」では栄養士のコメントとして、激太りによる健康被害の恐れを指摘している。特に臀部の骨の関節炎、加えて心疾患や高血圧、糖尿病と3種類のがんが、肥満女性に現れる恐れがあるとしている。
また同サイトは「関係者の話」として、マライアさんが自分を慰める手段は「食べ物」だとしている。数々の男性と浮名を流したが、今は独り身。そんな寂しさやストレスが激太りの原因なのか――。本人が語ったわけではなく、信ぴょう性は微妙だが、年齢的にも体重の急増はやはり心配だ。