内臓出血を止まらなくする毒液の威力
ヤマカガシの毒腺は奥歯のつけ根にある。番組では、ヤマカガシの毒がいかに恐ろしいか、実験した映像を公開した。人間の血液に毒を一滴たらし、1分間、人間の体温を同じ36度の状態で置いた。そして、血液を入れた容器から出すと、血液はゼリー状に固まっていた。「おお~!」とスタジオ中がどよめいた。
堺研究員「このように血が凝固して血栓を作りますから、急性腎不全を引き起こします。その一方で、毒は出血を止まらなくする作用もあって、内臓から出血が続きます。日本で4例あるヤマカガシにかまれた死亡事故のうち3例は脳出血によるものです」
MCの夏目三久アナが、「外遊びの季節に、親としてどう思いますか」とゲストの元テニスプレイヤー沢松奈生子さんに聞いた。
沢松さん「ヒアリに続いて、また親の心配の種が増えました。子どもは生き物を見ると、捕まえてみたくなりますからね。私は花の酒類や毒キノコがわかるアプリを使っています、毒ヘビや毒虫がわかるアプリもぜひ作ってほしいですね」